コインクーラーとは?昭和のエアロマスターと家庭用レンタルの仕組み

昭和のエアコン史|コインクーラー

100円玉で、
涼しさを借りる。

かつて家庭向けに展開された、コイン式のレンタルクーラー。その仕組みと、当時の暮らしを振り返ります。

利用の仕組み

100

円硬貨

コインを入れて、冷房を使う

機器を借り、運転時間に応じて利用する方式です。

「エアロマスター」の名前に、覚えはありませんか?

日本熱学工業が展開した、家庭用コインクーラーの商標です。

コインクーラーとは、硬貨を入れて一定時間利用する仕組みのクーラーです。この記事では、昭和の時代に日本熱学工業が家庭向けに展開した、100円硬貨を使うレンタルクーラーを紹介します。

「エアロマスターという名前を覚えている」「昔、家にコインを入れるクーラーがあった」という方へ。仕組みとメーカーの歴史に加え、私自身が当時の修理・取り付けの現場で経験したこともお伝えします。

参考:Wikipedia:日本熱学工業の沿革

コインクーラーとは?100円硬貨で使う家庭用レンタル

当時の家庭向けコインクーラーは、本体を家庭に貸し出し、コインを入れることで冷房を利用する方式でした。機器を購入して所有する方法のほかに、借りて、使う時間に応じて料金を支払う選択肢があったということです。

設置の形家庭にクーラーを貸し出すレンタル方式
利用の方法100円硬貨を投入して、一定時間の冷房を利用
知られる名称日本熱学工業の「エアロマスター」

参考:Wikipedia:日本熱学工業の沿革

100円で、何分・何時間使えた?

100円硬貨で利用する方式は資料に紹介されていますが、「100円で何時間」という全国共通の運転時間までは確認できません。使える時間を調べる際は、機種名と販売時期が分かる当時の広告・説明書を手がかりにしましょう。

コインの金額だけで、総額は分かりません

硬貨で支払う利用料金と、設置費用や電気代を含めた全体の負担は、分けて確認する必要があります。当時の契約資料がない状態で、すべて込みの料金だったとは判断できません。

エアロマスターとは?日本熱学工業とコインクーラーの歴史

日本熱学工業は、1957年に設立された空調機器メーカーです。昭和40年代後半に家庭用コインクーラーを展開し、「エアロマスター」の商標で知られました。

同社は1974年に会社更生法の適用を申請し、1975年には破産に至ったとされています。このため、当時のメーカーによる家庭向けサービスが、現在までそのまま続いているわけではありません。

参考:Wikipedia:日本熱学工業の沿革

『スーパーロボット レッドバロン』のCMで覚えている方も

関連する販売会社の日本空気販売は、特撮番組『スーパーロボット レッドバロン』のスポンサーでもありました。製品名だけでなく、当時見たテレビCMからコインクーラーを思い出す方もいるかもしれません。

参考:Wikipedia:日本熱学工業の沿革

冷風が出た瞬間に、歓声と拍手が上がった

修理・取り付けの現場で経験した、当時の思い出

当時、私はエアコンの修理や取り付けに携わっていました。新品のエアコンを取り付けるときには、ご家族や親戚、近所の方まで集まり、作業の様子を見守っていたものです。

取り付けを終えてスイッチを入れ、冷風が出た瞬間に、歓声と拍手が上がる。作業後にはスイカを出していただき、ご祝儀をいただいたこともありました。エアコンが家にやって来ることが、それほど特別な出来事だったのです。

私の実家がある静岡県駿東郡小山町には日本熱学工業の工場があり、地元の多くの人が働いていました。コインクーラーの話をすると、製品の仕組みだけでなく、当時の仕事や地域の暮らしも思い出します。

今のエアコンレンタルとは、何が違う?

「借りて使う」という点は共通していますが、コイン式と期間契約型のレンタルでは、料金を決める単位が異なります。

当時のコインクーラー

運転の利用時間

コインを入れ、一定時間の冷房を利用する仕組みです。

現在の期間契約型レンタル

借りる契約期間

30日、半年、1年など、機器を借りる期間を選んで契約する方式があります。

現在のサービス例として、かして!どっとこむでは、エアコンのレンタル期間を30日・90日・半年・1年などから選べます。取り付けや取り外しの対応範囲、延長・返却の条件も確認できるため、利用予定と設置場所に合わせて内容を見ることが大切です。

参考:かして!どっとこむ:エアコンのレンタル期間・条件

当時の100円という金額と、現在のレンタル料金を、そのまま安い・高いで比べることはできません。比べるときは、利用できる期間や設置にかかる費用まで含めて考えましょう。

古いコインクーラーが残っていたら?使用・買取・処分の確認

古い住宅や倉庫で見つけた場合は、まずメーカー名・型番・製造年が読めるラベルと、本体全体、コイン投入口の写真を記録しておきましょう。思い出を残すときにも、機器について専門業者へ相談するときにも役立ちます。

写真を撮るために分解したり、長期間使っていない機器を無理に動かしたりする必要はありません。使い続けられるか分からない場合は、空調設備の点検を行う専門業者へ相談してください。

コイン装置や電源配線は、自己判断で改造しないでください

コインなしで動かそうとして配線をつなぎ替えたり、電源コードを自己流で補修したりしないでください。NITEは、エアコンの不適切な修理・配線接続による火災を注意喚起しています。異臭・異音などがある場合は使用を中止し、点検を相談してください。

参考:NITE:エアコンや扇風機の火災に関する注意喚起

昭和のコインクーラーは買取できる?

資料としての珍しさと、中古家電として再使用できるかは、それぞれ確認が必要です。古い製品だから高く売れるとは限りません。

エイブイでは、家庭用の壁掛け型エアコンは正常に動作する、製造から10年以内の製品を基本的な査定対象としています。昭和のコインクーラーは、この通常の年式条件を満たしません。故障品・不動品も買取対象外です。

処分する場合は、家電リサイクルの窓口へ

家庭用エアコンは家電リサイクル法の対象で、中野区では粗大ごみとして収集していません。購入店や買い替え先の販売店、自治体が案内する受付窓口で、引き取り方法を確認してください。

古い一体型の機器やコイン装置が付いた製品など、分類や受け入れ条件が分からない場合は、型番と写真を窓口へ伝えてから手配するとスムーズです。

参考:中野区:家庭のエアコンなどの処分

コインクーラーについて、よくある質問

Q.エアロマスターは、どこのメーカーの製品ですか?

日本熱学工業が使っていた商標です。同社は、家庭に貸し出し、100円硬貨で利用するコインクーラーを展開していました。

Q.100円を入れると、1時間使えたのですか?

100円硬貨を使う方式は紹介されていますが、共通の運転時間までは確認できません。機種や時期を特定できる広告・説明書などで確かめる必要があります。

Q.現在のエアコンレンタルも、コインを入れて使いますか?

現在のレンタルには、30日や1年など、借りる期間を決めて契約する方式があります。昭和のコイン式と同じ仕組みとは限らないため、料金の決まり方と契約条件を確認してください。

Q.古いコインクーラーを見つけたら、動かして確認すべきですか?

長期間使用していない場合は、自己判断で無理に運転させず、まず型番や本体の写真を記録して相談してください。コイン装置の改造や配線のつなぎ替えも行わないでください。

今お使いのエアコンを手放すなら、エイブイへ

現在ご使用中のエアコンも、不要になったときは、年式や状態に応じて再使用につなげられる可能性があります。

中野区・杉並区・練馬区周辺で、引越しや買い替えにより不要になるエアコンがあれば、取り外す前にリサイクルショップエイブイへご相談ください。型番・製造年・動作状況を確認し、店頭買取や出張買取をご案内します。

買取の相談は、写真から

型番ラベル・室内機・室外機の写真と、お住まいの地域、現在の動作状況をお送りください。

LINEで買取査定を相談する

正常に動作する、製造から10年以内の家庭用壁掛け型エアコンが基本の査定対象です。

店頭買取の流れ / 出張買取の流れ

店舗リサイクルショップ エイブイ
所在地〒165-0031
東京都中野区上鷺宮5-10-1
買取の電話相談0120-60-4431
受付時間10:00〜19:00/水曜定休
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古物商許可東京都公安委員会
第304409601054号

買取対象は、ご本人が正当に所有する品物です。盗品や所有権を確認できない品物は受け付けていません。

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